各お酒の製造工程を調べました!

お酒にも色々な種類があり、好みも人それぞれですがお酒がどんな工程で作られているのかはあまり知られていません。
普段自分が飲んでいるお酒がどのようにして作られているのか、これを知るのもお酒の楽しみ方の1つではないでしょうか。
製造過程までを知っていればお酒をより美味しく飲めるでしょう。

・ビールの製造工程

ビールは日本人にとってとても身近なお酒でお酒好きの多くの方がビールを愛飲しています。
そんなビールの製造工程はどうなっているのでしょう。
ビールの原料に主に麦で、まずは麦を発芽させるところから製造が始まります。水を与えて発芽したら今度は乾燥させて発芽をストップさせます。この状態で根を取り除くと麦芽が完成します。麦芽が完成したらその麦芽を砕いて米やとうもろこしといった副原料と一緒に釜に入れて仕込みのスタートです。すると麦汁ができあがるのでそこにホップを入れて発酵させていきます。この麦汁にビール酵母を加えて最後に10日間ほど発酵させると炭酸ガスが発生し私達がイメージするビールが完成する流れです。最終的に酵母などの不要な成分を濾過して取り除けば後はビンや缶に入れて商品が完成します。麦を原料にして発酵・熟成させるのがビールの大きなポイントです。
私達が普段飲んでいるビールも商品によって副原料の違いなどはありますが基本的にはすべてこうした製造工程で商品化されているのです。
簡単に紹介しましたがすべての工程で高いレベルが要求されそれを満たして初めて美味しいビールが作られます。

・日本酒の製造工程

日本独特のお酒である日本酒、日本人ならその製造工程も知っておきたいものです。
日本酒の原料になるのは玄米で、まずは玄米を精米して蒸すことが第一歩です。この蒸した米が麹やもろみの仕込みに使われるので手を抜くことはできません。蒸し米ができあがるとそこに黄麹菌を加えて麹を作っていきます。その麹に水や酵母を加えて酒母と呼ばれる日本酒の元を作ります。そしてここから仕込みが始まり雑菌の繁殖を抑えながら酵母だけを増やしていき、徹底した温度管理の中で仕込みと続けます。次に酒母にもろみを仕込みいよいよ日本酒の原型ができていきます。いわゆる原酒と呼ばれる状態です。最後に厳守からもろみを搾り酒と酒粕に分け、この時抽出された酒が日本酒となります。加熱したりろ過して私達が飲んでいる日本酒の完成です。
日本酒を作るためには独特の技術が必要で知識と経験が必要とされます。美味しい日本酒が飲めるのも職人さんがこだわりを持って作っているからこそです。
精米から火入れ、ろ過に至るまで気を抜けない作業が続き1本1本の日本酒を作るのに大変な手間がかかっています。

・焼酎の製造工程

焼酎は色々な材料が原料になりますがここでは米を例にとって紹介します。
まずは米を綺麗に洗い蒸していきます。ここに麹菌を加え麹菌を繁殖させる製麹と呼ばれる工程を行います。焼酎にとってはもっとも重要な工程と言われこの工程のやり方次第で焼酎のできが左右されると言っても過言ではありません。製麹によってできた麹に水と酵母を加えて一次仕込みと呼ばれる工程に移ります。温度管理が欠かせないため常に監視しなければならず職人さんにとっても大変な作業です。一次仕込みが終わると酵母に主原料となる米を加えて発酵させます。発酵させることで酵母からアルコールが作られるからです。発酵期間は商品ごとに違いますがおよそ数週間で発酵が終わるともろみを蒸留します。焼酎はこの段階ではかなりアルコール度数が高いのですが蒸留することでアルコール度数を落とし、10度前後にします。ここまでの工程で焼酎は完成するのですが独特の匂いを消すためにここからしばらく熟成します。熟成が終わると匂いも消えてすっきりとした焼酎の完成です。
日本酒の製造工程にも似ていますが細かい部分で違いがあり、この違いが同じ米を原料にしても違うお酒ができあがる理由にもなっています。